投稿者:鵜飼 柔美
東京と大阪の二拠点生活。
移動の際、私はいつも「のぞみ」ではなく「ひかり号」のグリーン車を選びます。
「あえて時間をかけるのはなぜ?」と聞かれることもありますが、私にとってこの選択は、単なる移動手段ではなく、東京と大阪のモードチェンジのために心を「ひらく」ための大切な時間でもあるのです。
最速、最短、効率化。
現代人の日常を支配する「タイパ」という物差し。
でも、目的地に1秒でも早く着くことだけを優先すると、そのとき自分の心が求めている景色や気づくべき感情がこぼれ落ちてしまうような気がするのです。
あえて30分ほど余計にかかる「ひかり」の車内で、「のぞみ」なら停車しない駅の看板や、乗降する人たちを眺める。
この「余白」の時間があるからこそ、大阪に着く頃には、私の心はギアチェンジをしています。
(余談ですが、その成果なのか、不思議なことに東京では左側に立つエスカレーターも、大阪に着いた途端に右側に寄って立つことができるんです。完全に切り替わっています。笑)
効率という物差しで見れば「無駄」に見える時間は、実は自分自身を客観的に眺め、本来の姿へ還るための「肥料」になります。
「環境を変えれば、見えるものが変わる。」
6月開催の「Rflective Retreat(RR)」も、日常の「最速」というレールから一歩降りて、体験を通して自分自身の声を聴く「場」として開催します。
そんな、シンプルで、でも今最も贅沢な時間を、これからも提供し続けていきます。
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